2008年11月17日

究極のおかたづけ?

数ヶ月前の話です。
毎日毎日、片付けたと思ったら一分もたたないうちに、棚の絵本を全部床にぶちまける大地。
そして、棚板を全部はずし(もちろんぶちまけ)、棚受けを全部集めて遊ぶ大地……

ほとほと疲れました。
そして、気付きました。
もう、片付けるのやめよう…

棚板は全部はずしたまま大地の手の届かないところにしまいこみ(これで収納は激減したけど背に腹は変えられないface10)、棚受けは大地が開けない引き出しにしまい(しかし一個足りなくなってたよう…face10)、絵本は全部折りたたみ式のプラボックスの中にランダムに入れ、リビングにそのまま置いておく事にしました。

これで、やっと、本を棚にしまわなきゃ、と常に思い続けることがなくなりました。
いや~、ものすごくストレス減りました
実際に、全部ではなくある程度散らかったらポイポイとBOXに入れるだけで片付いてしまいます。
片付けなきゃ、の気持ちが、一つでも減るのって、なんて心の健康にいいことなんだろうicon14
#もちろん他のものは相変わらずですが…

ある日ふと気付きました。
大地は、固定棚でミニカーで遊んでいる。
さらに、固定棚を有効活用して、ミニカーを並べたり走らせたりして遊んでいる!
あそこは大地にとって、お片づけの場所ではなくて、おもちゃで遊ぶ場所だったんだ!
だから、一番下の固定棚に置いた積み木のかごや、ままごとのかごを、あらよっとどけるためについでに(?)ぶちまけてるんだ!!

icon17icon18icon20icon17icon18icon20

………
…………
…早く気付いてあげるんだったなあ。
大地のためにも、自分のためにも。


そして、現在2才半の大地。
そーろそろ、遊び方を邪魔しないようにすれば、すこしは棚板を戻して、極限まで減ったお片づけスペースを少し増やせるかな?と思い、少し変化を付けることにしました。

彼の遊び場は、自分の背が届く範囲なので、上の方に各列(三列あります)一枚ずつ棚板を戻し、邪魔になっていた積み木のかごや大物おもちゃをそこに置きました。
遊ぶ頻度の低い一番端の固定棚には、棚半分くらい絵本を戻し、ここはほんとは絵本を置く場所なんだよ~ということをこっそり主張しながら、本は棚にしまう習慣づけをできるようにし始めました。

今のところ、邪魔にして無駄に散らかすことはぐっと減り、棚に置いた絵本も投げ出されたのは、一部だけをほんの数えるほどしかありません。

また、常々ご飯の前には、食卓の上(ここも大地の基本の遊び場。テーブルのふちにぐるりとミニカーを走らせ、ならべている。)の「くるま片付けて~、ないな~い。」と声をかけては一つでも二つでも片付けたら褒めたりするのをしていたのが定着してきて、別の行動に移るとき(特に食事やお出かけなど好きなことの時)には、何も言わなくてもその時遊んでいたものをどんどんかごに入れるまでになりましたicon12face02

すごい!成長したよ、大地!face03
当然、まだまだしまいそびれはたくさんあるし、「たった今」ではなく、「さっき」遊んでいたものは放置ですが、それはこれからの課題でいいよね。
よかったよかった~…

…でも、最近、ブロックやアンパンマン指人形という、散らかるものを広げて遊ぶのがお気に入りなのですface07
一つ楽になれば、また一つ大変がやってくる。
子育てのお約束ですね(^_^;

ということで、今回は、片付かないストレスは、片付けレベルを下げ、こどもの行動に合わせることで軽減するという、期間限定であきらめるという究極のお片づけでしたicon10

うん、ほんと、一人で手が回らなくて、体もついていかない時には、多少のあきらめも大切だな~…って実感しています。
まだ絵本BOXは活用中だし、棚板も全部は戻せない状態だし、大地が遊ぶために棚をいくつかフリーにしていますが、少しずつ棚はお片づけの場所だよ~としていければと思っています。

これができたら、大地が梯子にするためダンボールを貼って隠しているキッチンカウンター下の棚をあけて、次の収納力回復ステップだ!
(一年後くらい?face07

#うちにいらっしゃる方には、散らかっている事情をわかっていただいているということに勝手にしていますicon25
  


Posted by 雅 at 22:14Comments(2)お片づけ

2008年10月28日

すごいぞ、おしりふき

お片づけ姉妹ブログに、TBspamがやたら多いので、近いうちに閉めようと思います。
結局、あまり書いてもいないしねicon10

さて、本題ですが、お掃除用品ではないのに便利なものの紹介です。
赤ちゃんのおしり拭き。
これが、油汚れにとっても便利なウェットティッシュとして使えます。
焼肉後のダイニングテーブルを拭いたり、油がはねたコンロの周りを拭いたり。
これがよく落ちるんだface08

使い方のコツは、力を入れなくていいけれど、何度もこすること。
軽くごしごし続けていれば、意外と早く、手ごたえが軽くなり、後は仕上げぶきだけで十分なほどになります。
そうですね、洗剤付き布巾でごしごしするよりも早く感じます。
その汚れ落ちのよさにびっくりです。

もともと有機的な汚れを落とすものだし、赤ちゃんのデリケートな肌向けに作られているので、油は落ちやすいけど手荒れの心配もあまりしなくてよさそうだし、何より、コンロ周りウェットティッシュより落ちがいいと感じました。
しかも安い!
私はピジョンのおしり拭きを使っているのですが、90枚組3パック300円弱です。

もともとは、こどものこぼしたものを、手近にあるもので急いで拭く時に使ったりしていたことで気付きました。
数年前にケースもシンプルなデザインに変わったので、リビングにさりげなく置いておいてもインテリアになじまないようなこともありません。
小さいこどものいる方はすぐにでも、いない方は、薬局へ行くついでに、試しに300円使ってみてはいかがでしょうか。
  


Posted by 雅 at 09:36Comments(4)お片づけ

2007年08月10日

定位置の決め方

お片づけシリーズ、三連続です。

なるべく楽にお片づけをする大原則は、「定位置を決める」ですが、その定位置はどうやって決めたらいいか?
お片づけできない人に使いやすく、というオプションがあっても、そもそもそれがどこかわからないとか、決めてもすぐに定位置が崩れてしまうとか言うことがあるかと思います。
そんなときは、次の二つのポイントで、定位置を決めなおしてみます。

「物は使う場所にしまう」
「物がいつの間にかたまる場所がベストな定位置」


まず、使う場所にしまうと言うことは、使う→片付けるの動作が、無駄なアクション無しに行えます。
使うときにはわざわざ他の部屋から物を持ってきても、使い終わるとしまうのが面倒でそのまま放置、なんてことがなくなります。
また、使うこと自体が面倒になり、死蔵便利品が増えるなんてことも防げます。

いつの間にかたまる場所…
インテリアを考えて物をしまう場所を決めても、しまいにくいと結局散らかりっぱなしで、見栄えは余計悪くなります。
それならば、いつの間にか物がたまる場所や、ついつい物を置いてしまう場所を定位置にしてしまいます。
もちろん、ただ乱雑に置くのではなく、かごや箱など、少しは見た目にも気をつけるほうが、すっきり片付いて見えます。

さて、こんなふうに定位置を決める、いえ、定位置が決まると、その定位置は
「生活動線上に定位置がある」ことになっている場合が結構あるのではないかと思います。
次に、何かの定位置を決める必要が出てきたときには、そこも気にして決めてみると結構なじむかもしれません。
目に付いたから、いつもの行動のついでに、流れでお方付けもしやすくなる、はずです。きっと(笑)
  


Posted by 雅 at 20:29Comments(0)お片づけ

2007年08月07日

お片づけの目標

思うところあり、お片づけネタを書き始めましたが、私はお方付けは得意ではありません。
それなのに、なぜこんな記事を書いているかと言うと、お片づけが不得手・キライだからこそ、最小限の労力で、最大の効果をあげるのに役立つことをまとめたいからです。
結構、雑誌などのお片づけ特集を見たりしても、もともと片付ける人にしかできない方法や、片付けにしっかり時間を取らないとできないような内容があったりして、イマイチ役に立たないなあと思った事のある人いるんじゃないでしょうか?
そして、同じような苦労をしてストレスになっている人に、少しでも参考にしていただければいいなと思っています。

ということなので、私の実践するお片づけは、
「カフェスタイルのステキな部屋をつくる」ことでもなく、
「モデルルームのような美しい部屋をつくる」ことでもなく、
「いつもピカピカ誰が見ても片付いたお部屋」にすることでもなく、
「自分の片付けなきゃストレスが少なく、多くの訪問者に許容してもらえるレベルに保つことのできる部屋の基本を確立する」ことなのです。

人によって感じ方のレベルは違うけれど、「散らかってて悪いけど上がって~。」と言った時、せめて、「(確かに散らかってるけど、まあ恥ずかしいほどじゃないから)平気だよ~。」とカッコの中付きでいいから思ってもらえるレベルにしたいと思うのです。
もちろん、カッコ無しで思ってもらえるに越したことはありませんがicon10

なかなか日々の雑務がままならない中、お片づけに割ける労力はほんの少し。
誰かと会いたいのに出かける元気は無く、部屋が汚くて誘うことができず、余計に鬱々としてしまう。
そんな状況を無くしたい。
そして、一人で何もかも抱え込まず、こどもたちも自立できるように、こどもにも自分のことは自分でできるような状況を整える。
そうしたらきっと、今は自分でやったほうがいい結果が出ても、数年後にはそれ以上にいい結果が出るはず。
そんな思いで、日々あれこれと考えてはやってみて、うまくいかなくては変更し、を繰り返しています。

だから、ハイレベルな美しい部屋を求める人には、不要な情報になるでしょう。
そういう時は、単なるつれづれ日記だと思って読んでもらえたらいいかもしれません(^^;
逆に、私の実践した方法ではイマイチな場合もあるかもしれません。
その場合は、いろいろな方法の中から、これは合わなかったんだなあということが確定した、ということで、ささやかに役立てていただければ幸いです。

こんなスタンスで少しずつ書いていきたいと思いますicon01
  


Posted by 雅 at 11:36Comments(0)お片づけ

2007年08月04日

お片づけに悩む

大変ですよね…

うちは、
片付ける人、一人。
散らかす人、四人。
掃除が趣味でもない限り、一人で何もかもしちゃうのは無理!!!
ということで、なるべく「できることは自分でする」ことが可能な部屋作りをいつも考えています。

「物の定位置を決める」

大原則はこれ。
しまう場所を決めておくと、どこに片付けようと悩む必要がなくなります。

そして、大切なオプションは、

「お片づけできない人に使いやすく定位置を決める」
「しまうためのアクションは最小に」

です。
定位置を決めても、ちょっと面倒だとすぐに協力してくれなくなっちゃいますface07
が、かんたんに片付けられるレイアウトだと、苦も無く自分でやってくれます。
上にあるものをどけてふたを開けて…なんて、絶対にやってくれません。
そんなことするくらいなら、きっと上にあるものの上にしまうものが積みあがっていくこと間違い無しです(笑)
しまうために必要なアクションはせいぜい一つ、例えば、「引き出しを開けてたたんだ服を入れる」程度です。
(これくらいなら、幼稚園児でも実践可能です。早いうちに習慣付けると楽ですよ!)

定位置を決めること、その決め方は片付けられない人に合わせること、片付けアクションを極力減らすこと。
今、新たなレイアウトを考える必要に迫られたら、それを念頭においています。
いやー、あんよし始め赤ちゃんは、日々手が届く範囲が広がっていくので、お部屋変更が現在進行形なのです(^^;
  


Posted by 雅 at 17:06Comments(2)お片づけ